【心理学】60代、仕事を辞めても続けても「満たされる人」の5つの共通点|研究で分かった
おもち先生の人生後半心理学
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【心理学】60代、仕事を辞めても続けても「満たされる人」の5つの共通点|研究で分かった
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辞めても、続けても。60代で、仕事を辞めた人にも、続けている人にも、満たされている人がいます。
研究で分かった、その人たちの5つの共通点を、第5位から順にお話しします。
※「辞めなさい」「続けなさい」というお話ではありません。紹介する研究の多くは「こういう人ほど、こういう傾向があった」という観察で、お約束ではありません。
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【目次】
0:00 オープニング
1:02 自分の意思で辞めた人ほど、満足度は高め
1:26 第5位 その仕事が、いまの自分に何をしているか
4:31 第4位 選べなかった退職でも、次の一歩は自分で選ぶ
7:39 第3位 お金のほかに、もうひとつの理由
10:44 第2位 一度決めても、選び直していい
13:09 第1位 「しかなかった」を、「ことにした」へ
15:55 よくある質問
18:14 まとめ・相談先
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【この動画でわかること】
■ はじめに
・60代前半では、男性の8割以上、女性の6割以上が働いています(令和8年版高齢社会白書、2025年の労働力調査)
・自分の意思で退職した人は、働き続けた人よりも暮らしの満足度が高め。体の不調や会社の事情でやむなく辞めた人がもっとも低い傾向(オランダ、約1,400人を6年間)
■ 第5位 その仕事が、いまの自分に何をしているかで決める
・「体調がすぐれない」と答える人の割合が、退職を境に19.2%から14.3%に。きつい職場の人ほど変化が大きい(フランス、約1万5千人)
・フルタイムからすっぱり離れた人は気分の落ち込みが少なめ、体の面は働き続けた人の方が保たれていた(日本の50歳以上、約1万人)
・正社員からパートや契約社員に移った人で、心の健康が下がりやすい。特に女性(日本の50〜75歳)
・やってみること:帰り道に「今日の仕事は、自分をすり減らしたか、支えてくれたか」と心の中で聞く
■ 第4位 選べなかった退職でも、次の一歩は自分で選ぶ
・退職者のおよそ3人に1人が「自分で望んだ退職ではなかった」と感じていた(アメリカ、約1,200人)
・2022年の調査では、1年間に約10万6千人が介護や看護のために仕事を辞め、うち約8万人が女性(就業構造基本調査)
・望まない形で退職しても、次の仕事に就いた人では満足度が下がっていなかった(オランダ、10年間)
・やってみること:今週、次の一歩のために、電話を一本かけてみる
■ 第3位 お金のほかに、もうひとつの理由
・60歳以上で働く人のいちばんの理由は「収入のため」55.1%、「体によい、老化を防ぐ」20.1%(内閣府、令和6年度)
・お金が理由の人は、仕事そのものが理由の人より、満足度が下がりやすい傾向(オランダ)
・生活のために働くことは、何も間違っていません
・やってみること:「お金のため。それと、〇〇のため」と、理由を二つ並べて言ってみる
■ 第2位 一度決めても、選び直していい
・いったん退職した人のおよそ4人に1人が、のちにまた働いていた。その8割以上は退職前から考えていた(アメリカ)
・60歳以上で働いている人のおよそ3割は、60代になってから今の仕事を始めた人(内閣府、令和6年度)
・使える一言:「ひとまず、これでやってみる。合わなかったら、また考える」
■ 第1位 「しかなかった」を、「ことにした」へ
・退職後になじみにくかった人に多かったのは、「自分で決められなかった」という感覚(オランダ、約800人)
・少しずつ減らしたか、すっぱり辞めたかより、「自分で選んだ」と感じているかどうかが幸福感と関わっていた(アメリカ)
・やってみること:「〜しかなかった」を「〜のために、〜ことにした」と言い換えてみる(研究をもとにした工夫で、研究で確かめられた方法そのものではありません)
【気持ちの沈みが続くとき】
楽しいと思えない状態がほとんど一日中、2週間以上続く。眠れない、食べられないことが重なる——そんなときは、一人で抱えずに、かかりつけ医や心療内科に相談してください。
【相談先】
・働く人の「こころの耳電話相談」 0120-565-455(無料)月〜金17:00〜22:00/土日10:00〜16:00(祝日・年末年始を除く)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(お住まいの都道府県の窓口につながります。受付時間は地域により異なり、通話料がかかります)
・つらくて、消えてしまいたい気持ちがあるとき:#いのちSOS 0120-061-338/よりそいホットライン 0120-279-338(いずれも24時間・無料)
・仕事を探したいとき:ハローワーク「生涯現役支援窓口」(おおむね60歳以上、在職中の方も相談できます)/シルバー人材センター(原則60歳以上)
・年金やお金のこと:お近くの年金事務所
・家族の介護のこと:お住まいの市区町村の地域包括支援センター
※番号・受付時間は変わることがあります。最新の情報は各窓口でご確認ください。
【今夜やってみてほしいこと】
いまの働き方や暮らしを、家族にでも、自分にでも、「〜のために、〜ことにした」の形で、一度言ってみてください。
※この動画は一般的な情報提供を目的としたもので、医療上の診断や助言、お金に関する助言ではありません。
※動画に登場する秀樹さん・直美さん・大輔さんのお話は例えです。
※紹介した研究の多くは関係を見たもので、「こうすれば必ずこうなる」という意味ではありません。海外の研究は、日本の方にそのまま当てはまるとは限りません。
【参考にした研究・資料】
・内閣府『令和8年版高齢社会白書』/内閣府「令和6年度 高齢社会対策総合調査(高齢者の経済生活に関する調査)」
・総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」
・厚生労働省「こころの耳」/ハローワーク「生涯現役支援窓口」
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・Wang M (2007) Journal of Applied Psychology 92(2): 455–474
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・Mizuochi M (2024) Journal of Aging and Health 36(7-8): 446–457
・Wels J, Takami T (2021) Ageing International 46: 363–382
・Zhan Y, et al. (2009) Journal of Occupational Health Psychology 14(4): 374–389
・Szinovacz ME, Davey A (2005) The Gerontologist 45(1): 36–47
・Dingemans E, Henkens K (2014) Journal of Organizational Behavior 35(4): 575–591/(2015) Scand J Work Environ Health 41(1): 16–23
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・Shiba K, et al. (2017) BMC Public Health 17: 526(JAGES)
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